茶師十段とは

全国茶業連合青年団が主催する「全国茶審査技術競技大会」は、
1956年から毎年開催されている歴史ある大会です。

お茶の産地の特色の把握や識別を行う審査力を競い合い、
お茶の品質を判定する技術向上を目的として行われています。

その結果をもとに授与される茶審査鑑定技術の最高位が「茶師十段」。
茶師十段の取得は製茶業界でも至難の技と言われています。

「茶師十段」に認定されているのは、
約70年の歴史において15名のみ(2020年現在)。
その認定者の数が難易度の高さを表しています。

茶審査技術競技大会の種目は4項目。

  1. 浸出による茶品種鑑別競技(茶の品種を判別する)
  2. 外観による生産茶期別判定競技(茶の収穫の時期を判別する【一番茶・二番茶・三番茶】)
  3. 外観による生産地判定競技(外観で茶の生産値を判別する)
  4. 浸出による生産地判定競技(内質で茶の生産値を判別する 通称:茶歌舞伎)

一度指定した茶は、言い直すことはできません。

まず競技大会に出場するには各団体10名の選抜メンバーに選ばれる必要があります。
七段以降は、40点満点中32点以上を獲得しながら、一段ずつ昇段を重ねていかなければいけません。
さらに、十段位に限っては団長会議の推薦を得た者だけが授与することができる、まさに最高位なのです。

お茶のスペシャリストである池田研太が、あなたのご要望に沿ってカスタムオーダーを承ります。

Tea Master/茶師の仕事

Buying


Blending


Roast


茶師の仕事は「茶の味を生み出す」こと。

  1. 生産者が育てた茶葉を審査・判別して買い付けする「バイイング」
  2. 求める味を的確に表現するための「ブレンド」
  3. 茶葉の特性を最大限に活かし旨みを引き出す「ロースト」

お茶の味をイメージし、それを的確に実現できる職人技と、
味の表現(甘い苦い)/価格/必要な流通量
客先の要望に沿ったものを提供していく茶商(ビジネスマン)としての技量、
どちらも大切な茶師の仕事です。

池田研太は36歳で茶師十段を取得。
最高位獲得後も常に最前線でお茶と向き合い、その技を磨き続けています。

Career/経歴

日本茶鑑定士
日本茶インストラクター(認定番号05-1497)
茶専門経営士 茶匠
茶審査鑑定技術 最高位 茶師十段


第54回/全国茶審査技術競技大会(静岡県)/
個人戦の部/全国第 7位入賞

第55回/全国茶審査技術競技大会(三重県)/
個人戦の部/全国第 14位

第56回/全国茶審査技術競技大会(京都府)/
個人戦の部/全国第 12位

第58回/全国茶審査技術競技大会(東京都)/
個人戦の部/全国第 4位入賞

第64回/全国茶審査技術競技大会(東京都)/
個人戦の部/全国第 5位入賞

第64回/全国茶審査技術競技大会(東京都)/
団体戦の部/鹿児島県団/全国優勝

私にはお客様が求めるお茶のイメージが、
絵のようにくっきりと浮かびます。
そして、その味を実現するためにブレンドし、ローストします。

鹿児島というお茶の産地として
恵まれた環境のなか、
質・量ともに安定した
豊富な茶種を取り扱っております。

お茶のプロとして培った経験と技術をもって
最高の逸品をご要望に沿ってカスタムオーダーを承ります

池田研太


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