2020年1月4日 news
あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご支援ご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
2020年の年頭にあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
2019年は元号が改まり令和へ。新たな時代の幕開けに希望を抱く1年となり、弊社も変革のときを迎えました。言うなればMATCHA(マッチャ)元年。海外での抹茶の需要拡大を受け、鹿児島では初となる抹茶専用工場の建設が決まり、4月に地鎮祭を執り行いました。工事は順調に進み、今春竣工予定です。
令和の池田製茶は「煎茶メーカー」と「抹茶メーカー」の2つの柱を軸として、OEM商品の製造も年々増えており、これまで以上に製造に特化し、品質管理により磨きをかけていきたいと思います。弊社には昨年も国内外から多くのバイヤーが視察にいらっしゃいました。鹿児島ブランドである茶を提案する企業として、鹿児島のロケーションの素晴らしさ(桜島・錦江湾)、観光資源の豊かさ(温泉・食)などの魅力を伝え、さらに新工場が完成することでグリーンツーリズムを兼ねた「魅せる茶園・工場」の整備も進めたいと考えています。
一般の方へもっと日本茶の魅力を知って貰えるように、工場見学できる弊社のこだわりが詰まった空間づくりを計画中です。
新たな試みとしては、企業の社員食堂の茶の監修を始めました。企業で働く方々の仕事のパフォーマンスを上げる一助となれるよう、その企業に合ったオリジナルの日本茶を提供しています。日本茶(特に上級茶)にはリラックス効果の高い成分・テアニンが多く含まれています。ひと昔前の日本では、急須でいれたお茶をゆっくり味わうのが日常でした。そんな失われつつある豊かな時間が、幸福と活力をもたらすことを現代のライフスタイルに改めて提案し、国内の需要も高めていきたいと思っています。
オリンピックイヤーとなる2020年は世界の注目が日本に集まります。池田製茶は、生活にゆとりを生む日本茶・日本食の可能性を追求し、「煎茶」「抹茶」の製造から仕上げまでを担う茶商として、更にクリーンでハイクオリティな製造に努め、日本茶で世界中を魅了してまいります。
本年も変わらぬご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。
池田製茶株式会社 代表取締役社長 池田 研太